-エクセルde 補綴管理- 説明書 歯科医院で使う 補綴物維持管理料を算定した患者さんのデータを登録、検索するためのエクセル用ブックです。 マクロを使用していますので エクセルのセキュリティレベルを「中」にしないと使用できません。 これは4つのシートで構成されています。設定用の1st、メイン、データ、それに新規登録時に必要な作業シートです。データと作業シートにはあらかじめ二人分のデータが入っていますが、これは検索などのために必要ですのでこのままで使ってください。この二人?の間に患者を登録することになります。登録時の装着年月日は必ず yyyy/m/d(例 2005/4/15)の形式で登録してください。登録、検索時の患者番号は設定した桁数で入力して下さい。たとえば設定した桁数が4桁の時 患者番号 123の人は 0123として登録してください。 h-kanri.xlsを開くと メインシートが表示されます。右上の 設定変更 ボタンをクリックすると 隠れている 1stシートが現れます。 1 最初に 患者番号の桁数を決めます。デフォルトは4桁です。 3〜8桁で設定出来ますが、あとで桁数を増やすことは可能です(8桁まで)。 ボタンをクリックして 現れたフォームに数字を入力して下さい。 2 次にベースとなる色と 文字の色を選びます。もちろん今表示されている色でよければそのままで結構です。変更するとき、あるいは色を変えて遊んでみるときには ボタンをクリックしてください。 左側にパレットカラーが表示されますので、ベース、文字色の順に数字で指定してください。ボタンの周囲のセルの色と文字の色が変わりますので(ここに表示されている数字などは設定に必要ですので消してしまわないで下さい) これでよければ OKボタンを押してください。そうすると メインシートの ベースと文字の色が変わります。そしてこの1stシートは隠れます。 ※ その下にある 新規登録ボタンは 最初に患者さんを登録するときに使います。患者番号は設定済みの桁数に必ず合わせて下さい。 色の設定をする前に ある程度のデータを登録しておいたほうが良いと思います。 メインシートの検索&登録を使っても登録できますが、検索用に一度と登録用にもう一度番号を入力しますので 明らかにデータが入っていない使い始めのときは 最初にこのボタンで登録をお勧めします。一人の患者さんに複数の補綴管理データがあるときは日付の一番古いものを登録してから次はデータシートに直接書き込んでください。 ただし この時 ブリッジの部位を入力するなら漢字変換モードになっている必要があります。 ここで このブックの名前を たとえば「補綴管理0504(年月を使うと分かりやすい)」などとして保存してください メインシートでは下部に 検索&登録、データ追加、クリアの 3つのボタンと右下に 月替えが並んでいます。 検索&登録をクリックすると番号を入力用のフォームが現れますので 設定した桁数で入力して下さい。その番号の患者さんのデータがあれば 補管データを表示し、なければ登録するかどうか聞いてきます。「登録する」にすると 新たに入力用のフォームが出ますので 上から 番号、名前、フリガナ、装着年月日、部位を入力してボタンを押してください。 表示されたデータをクリアするには クリア ボタンをクリックしてください。また続けて検索する時は 検索&登録をクリックすると前のデータはクリアされます。 表示されたデータの次に追加する時には データ追加を クリックしてください。データシートに追加されてメインシートに表示されます。確認が済んだらクリアしてから上書き保存してください。 これで主な使い方の説明を終わります。 次は 月替え ボタンについて説明します。 このボタンをクリックすると画面が下にスクロールします。 使い方の詳しい説明はそちらに書いておきました。 ただ注意すべき点をここにも書いておきます。 不用になった年月の指定の時は 登録時の 2003/4/15 形式ではなく、h15.4.と月のうしろのドットまできちんと入力して下さい。そうしないと例えば h15.1とした時 1月、10月、11月、12月のデータを消してしまう恐れがあります。 不用になったデータを月単位で消してその後 戻るボタンをクリックして上にスクロールしたら 新しい名前で保存してください。たとえば 補綴管理0505 など…。 このエクセル用ブックはレセコンの入れ替え時に 補綴物維持管理料を算定した患者データがコンバート出来なかったので作ったものです。初めてのことなので不備もあると思いますが使っていただきたいと思います。 参考にした本 日経BPソフトプレス ひと目でわかる Microsoft Excel VBA入門 技術評論社 EXCEL VBAマクロ組み方講座 ナツメ社 EXCEL VBA 実践技&上級技大全 技術評論社 Visual Basic6.0 中級テクニック編(息子の教科書のお下がり) 参考にしたHP モーグ、エクセル羅針盤、VBA@XL、Excelファンクラブ 他