この度は、本ソフトウェアをご使用して頂き、ありがとうございます。 '---------------------------------------------------------------------- 【ソ フ ト名】 電話番号分割ツールT[簡易版] 【バージョン】 1.010 【ソフト種別】 フリーソフト 【動作可能OS】 Windows 95/98/ME/NT/2000/XP 【必要なもの】 EXCEL2000以降 【開発 言語】 EXCEL VBA 【掲 載 日】 2003年9月9日 【著 作 権】 Copyright (C) WinArrow 【U R L】 http://www.janis.or.jp/~winarrow/ 【電子メール】 winarrow@mhl.janis.or.jp '---------------------------------------------------------------------- ★ソフト紹介   機能:数字羅列の電話番号を[市外局番]-[市内局番]-[加入番号]の形式に変換するツールです。   詳細機能: (1)電話番号分割: 数字羅列の電話番号を[市外局番]-[市内局番]-[加入番号]の形式に変換し、 ワークシート上の指定列に出力します。 例1:0334567890 → 03-3456-7890   0112345001 → 011-234-5001 (2)電話番号再形成: ・市外局番が変更された場合、既存の電話番号体系(「()」で囲んだ市外局番      または市内局番)を再形成して、ワークシート上の指定列に出力します。 例2:01235-3-0000 → 0123-53-0000 0429(21)0000 → 0429-21-0000 (0429)21-0000→ 0429-21-0000 ※市外局番が変わった場合は、この分割処理を実行する前に「市外局番テーブル」  を更新する(不要な市外局番の行を削除するなど)必要があります。 (3)市外局番テーブルの更新: 総務省のHPよりダウンロードしたデータを本ツール内の「市外局番テーブル」に   取り込みます。   同HPでは、データ利用が膨大なため9個のファイルに分割して提供しています。   なお、「市外局番」の設定は、毎年数回に変更されています。同HPの「変更予定」を   参考に本ツール内の「市外局番テーブル」を更新する必要があります。   変更箇所が少ない場合は、「市外局番テーブル」を手操作で変更することも可能です。   留意事項:     変換処理には、総務省のHPに掲載の市外局番データを使っているので、予めダウンロード     しておく必要があります。     市外局番データは、記述内容に規則性が無い所もあり、取り込んだ「市外局番テーブル」で 100%の変換を保証するものではありません。 変換後のデータの正確性を重要視する場合は、必ずご確認いただき、不具合箇所は手修正を していただくようお願いします。 ★インストール方法と設定 ●LZHを任意のフォルダに解凍してください。  ※任意のフォルダとは、通常運用するフォルダです。   TEMP等一時的なフォルダは避けて下さい。  ※解凍前ファイルは、削除して結構です。  ※任意のフォルダ内でそのまま使用可能です。 ★アンインストール方法  解凍先の任意のフォルダを削除してください。 ★[使い方]   【市外局番データ取込】   (1)市外局番データのダウンロード     次の総務省のHPより、市外局番データを任意のフォルダにダウンロードしてください。     ファイル名はそのまま使用することをお薦めします。 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/top/tel_number/fixed.html 「○から始まる市外局番」というURLの箇所を右クリックで「対象をファイルに保存」を    選択し、9個のファイルをダウンロードします。    使用が限定している場合は、対象番号のファイルだけでも可能です。    例えば、変換する電話番号が「東京23区内」だけの電話番号しかない場合は、    「3で始まる市外局番」のデータだけでもよいということです。 ※ダウンロードするファイルは、次の項目からなるExcelファイルです。   「番号区画コード」   「MA」       「市外局番」       「番号」       「指定事業者」       「使用状況」   「備考」 ※本ソフトでは、「市外局番」と「番号」を使用しています。 「番号」:市内局番の桁数の算出用 ※「電話番号の変更予定」が次のURLに掲載してありますので、こちらも参考にして      ください。 http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/top/tel_number/new_number-2001aug.html   (2)本ソフトを起動し、表示されるツールバーの「市外局番テーブル更新」をクリックします。   (3)市外局番データを入替えする場合は、「市外局番テーブルクリア」を選択します。     全部または一部のデータをテーブルから削除できます。   (4)「市外局番データ取込」をクリックします。ダウンロードしたファイルを指定します。     取込の進捗進度がバー形式で表示されます。 ※画面右側に取込済み状況も表示されます。   (5)「市外局番データを取込」が全て終了したら、「市外局番テーブルの保存」をクリック します。   (6)「戻る」で更新処理を終了します。   (7)「市外局番テーブル」データを手操作で変更する場合、     「市外局番テーブル」というシート(非表示になっているので表示させて)を直接     修正することができます。     「データの並び」が変換処理に重要な意味をもっていますので、データ修正後、テキスト     ボックスに説明のとおり、並び替えを実施してください。     並び替えを間違えたり、データの内容が間違っていた場合は、正しく変換されないことが あります。   【市外局番分割】  (1)本ソフトを起動後、変換対象のファイルを開いてください。  (2)変換対象の電話番号が格納されいるセル範囲を選択後、ツールバーの「電話番号分割処理」を    クリックします。  (3)次に表示されるダイアログで、変換後の電話番号の形式を指定します。  (4)次に表示されるダイアログで、変換後のデータを格納する先頭セルを指定します。    指定した先頭セルに既にデータが入っている場合、自動的に列が挿入されます。    指定した先頭セルが空白でも先頭セル以外にデータが入っている場合、本プログラムによって    変更されてしまいますので、変換先の指定に当たっては注意願います。  (5)「市外局番テーブル」に存在しない電話番号があった場合は、エラー((6)参照)になります。    確認後、手修正してください。 (6)ツールバーの「終了」をクリックするとExcelが終了しますので、変換後のデータファイルを    上書き保存しておいてください。 (7)エラー情報その他    (7-1)変換元セルは、先頭に「0」を入力するため表示形式が「文字列」であることが前提  ですが、次の条件の時は、電話番号形式に補正されます。   [条件]: 変換前の電話番号が数字で、先頭文字が「0」でない。   [補正]:「0」を先頭に付加して処理します。    (7-2)エラー詳細 次のような文字がセルに格納されます。 Error0:先頭2桁が「01」〜「09」以外である場合のエラー Error1:電話番号の総桁数が矛盾している場合のエラー         殆どは10桁ですが、一部の地域で9桁を使用しているため、その論理チェックで         検出しています。 Error2:電話番号に数字以外の文字が入っている場合のエラー   【「市外局番テーブル」の内容】    項目 先頭2桁:市外局番の先頭2桁(検索時のインデックスとして使用) 市外局番:市外局番(照合キー項目) 市外局番の桁数:照合処理と変換処理で使用 市内局番の桁数:変換処理で使用 2003年9月9日時点の掲載データをセットアップしてあります。     総務省のページの提供データを取り込むと、提供データのセルA1の内容を更新画面に 「データ更新日」として表示するようになっています。 総務省提供データの中には、現在使用中、未使用、使用予定、切替予定が混在して いますが、データの構成上それらを判断せずに全てを取り込んでいます。 また、切替予定時期が到来しても自動的には「市外局番テーブル」が更新されません。 不都合があれば「市外局番テーブル」を手修正するか、変換後の電話番号を手修正するか、 どちらかの方法で対処願います。 「市外局番テーブルの変更方法.xls」というファイルに、総務省HP掲載の「変更予定」 (平成17年2月まで)に対する変更方法を記載しておきましたので、参考にしてください。   【総務省のページの提供データについて】     総務省のページの提供データの中には、未使用、未来使用予定、切替予定の 市外局番が混在しています。 詳しくは、ダウンロードしたファイルを開き、備考蘭を参照願います。      備考蘭には、 例1.『平成16年6月1日までは市外局番01332』、または、 例2.『平成16年9月1日まで』のように記載されています。 例1.の市外局番は、C列の「市外局番」にデータが無いため「市外局番テーブル」に 取り込むように考えてありますが、何分にも備考蘭ということで、今後とも同じ形式で 記述されるという保証はありません。 従って、提供データの変更があった場合、現段階のプログラムで対応できないことも 予想されます。 また、前項でも記載した通り、備考蘭に記述した日付で「市外局番テーブル」の中から 削除されることはないので、手操作で不要の市外局番を「市外局番テーブル」から削除 しない限り変換結果は変わりません。 -------------------------------------------------------------------------- ★その他 ●EXCEL2000で動作確認しています。 -------------------------------------------------------------------------- ★[注意事項] ●このソフトで作成したデータを電話の通話料金の計算等、お金に係わる処理には使わない  ようお願いします。  使った結果で如何なる損失/利益が発生しても、本ソフトの作者は関与しないことを  宣言します。 ●このソフトを使用した結果については、当方は一切の責任、保証は致しません。 ●このことに同意した上で、ご使用下さい。 ●マクロソースにはパスワードで保護してあります。 ------------------------------------------------------------------------- ★[著作権] ●このソフトはフリーソフトですが、著作権は、WinArrowにあります。  雑誌、ホームページ等に掲載する場合は、ご一報をお願いいたします。   Copyright(c) 2003 WinArrow All rights reserved. ------------------------------------------------------------------------- ★[連絡先] ●ご意見ご要望は次のメールアドレスまでお願い致します。   mailto:winarrow@mhl.janis.or.jp ★履歴 ==== 2003/09/09 V1.000 新規作成 2003/09/12 V1.010 変換前電話番号の自動補正機能追加  「−」付や「()」括りの電話番号の再形成機能追加。 「戟vなどの代表番号表示の引継ぎ処理を追加。  電話番号の桁数チェック機能追加  総務省の提供データの解説を本ファイルに追加  総務省の提供データの備考欄の切替予定市外局番の取込みに対応。